人気ブログランキング | 話題のタグを見る

無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 永遠のゼロ   

「風の中のマリア」を読んで以来、
ちょっと気になっていた「永遠の0」
最近本屋で見かけて手に入れた。
永遠のゼロ_d0106014_151178.jpg
なんてことだ。
最後にどどっと泣いちゃったじゃないか。
こんなおばちゃんが泣いてても醜いだけだ。
家でよかった。

本編を読み終わって、解説を読もうとしたら、
目に飛び込んでくる「児玉清」の文字。
また涙腺が緩む。
児玉さんの言う通り、
あるいは本編で、やくざの景浦が、
宮部の孫にそうしたように、
私はこの宮部久蔵という26歳の青年を、
そっと抱きしめてあげたくなった。

そして、読みながら感じたのは
当時の軍令部の危うさが、どこか今の日本にも通じることへの恐怖。
現役のおじちゃんおばちゃんはもちろんだけど、
特に若い人に読んでもらいたい一冊。

by tomokin_syd | 2013-02-05 15:27 | lain2 | Comments(2)

Commented by kawanishi-s&t at 2013-02-05 21:58 x
「永遠の0」遂によみましたか?
著者は僕とは30年近い差があるのに、戦時下の国の様子をリアルに
描きあげて、軍人の本分を余さず述べた腕には、驚きました。
作家と言うものの凄さに感じいりました。
又解説をされた故児玉 清氏の一文にも、あの時期の、あの環境での
人間の切なさが、ひしひしと迫ってきます。
Commented by とも at 2013-02-05 23:43 x
kawanishiさま、
読後に引きずってしまい、次の小説を読む気になれません。
YouTubeでいくつかゼロ戦に関するものを見ました。
元パイロットの証言など、小説の中の元ネタはこれか、と
思わせる物もありました。
かなりリサーチをされた上で、書かれたんでしょうね。

ちなみに映像化されるそうです。宮部役は、岡田准一。
あの「天地明察」でも主役だった人です。
身長が足りないけど、雰囲気はぴったり。
私は特に彼のファンというわけではありませんが、
大好きな「図書館戦争」シリーズの映画化(4月公開)でも
彼が、堂上役(主役の憧れ→恋人→夫)をやるそうです。
んんん。どっちも見たいっ。
そのために一時帰国したいぐらいです。
名前
URL
削除用パスワード

<< ひよこワシ チャロナランの夜 >>