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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 びっしょびしょ   

1月13日から19日までのタスマニア旅行記をお届け中です。


「クルーズ」と聞いて思い浮かべるのは、
デッキで風に吹かれながら飲むワイン。
景色をバックに写真を撮るカップル。
そんな私の目に「エコクルーズ」の文字。パンフの背表紙だった。
ポートアーサーから出発して、3時間かけてタスマニアを海から眺める・・・
すんばらしい、これは絶対参加だよっ!
(↓これが私の当初のイメージ↓)
びっしょびしょ_d0106014_23554427.jpg

というわけで、当日の朝、予約をしようとしたら、
9時45分までに来られるならOKって。
ナビが示す到着予定時刻は9時58分・・
夫が、捕まらない程度にぶっ飛ばして滑り込みセーフ。
他の客はすでに注意事項の説明を受け、船に乗り込むところだった。

で、桟橋に着いて、びっくり。こ、これって・・・
びっしょびしょ_d0106014_23571078.jpg
すごい勢いで止ったりUターンしたりして、わざと客をびしょぬれにする、
あのジェッティじゃないの?ちょっと大きめだけど。
びっしょびしょ_d0106014_022960.jpg
乗り込むなり着用させられた全身を覆う防水服。
まるで真っ赤なてるてる坊主。
希望者には酔い止めも配られた。不穏な空気。
私はね、ハンドバッグに替えレンズの入ったカメラバッグ、
そしてカメラを抱えてたのよ。どうすんのよ。
自分の座った席から一歩も身動きできないじゃん。
水浸しになるから床にカバンも置けないし。
びっしょびしょ_d0106014_05237.jpg
大変なことになったわよ~。
このエコクルーズってば、野生動物や
豪快な景色を楽しむ合間に
びしょびしょ覚悟系のアトラクションも含まれてたのよ。
びっしょびしょ_d0106014_0101427.jpg
防水服のフードをしていなかった私は、
ひょうきん族の懺悔のように、
たらいの水を頭からぶっ掛けられた状態になり、
ジーンズのお尻はびしょぬれになり、カメラには海水がかかり。
何しろ外海。その波を垂直に渡っていく。
船は波に大きく乗り上げて、そこからドスンと叩き落される。
そのたびに、海水が思いきりかぶり、
船底が割れそうになる。

で、どうだったかって?

ふっふっふ。カメラは心配だったけど、
さんざん悲鳴を上げたけど、
こういうの、ダイスキなのよね~。
びっしょびしょ_d0106014_082015.jpg
3時間後、岸に上がった人間たちが、
みんなして公衆トイレに向かったのは言うまでもなし。

海上で出会った鳥や動物は明日ってことで。
ひとまず、寝るわ。

by tomokin_syd | 2009-02-01 23:52 | lain2 | Comments(3)

Commented by よーちゃん at 2009-02-02 01:20 x
こういう怖ろしいのって、エコクルーズなの?
よく鳥や動物を見る余裕があったわね。
そして、よくカメラが無事だったわね。
だいたい、こういうのがダイスキだって言うんだもんね~


Commented by kawanishiーs&t at 2009-02-02 19:29 x
恐ろしい 女子はんがいたはる。
この写真とコメント見たら、大抵の人は魂消る。
凄い 3時間!感心します。
Commented by とも at 2009-02-02 22:32 x
よーちゃん、
確かにネーミングに問題ありだと思う。
それに、今思えば、パンフの宣伝の写真に、船は写っていなかった。
でも、嬉しい誤算。遊園地と水族館を足しても味わえないわよ、これ。
カメラは必死で守ったよ。最初の2回でヤバイと思ったから、
それ以降は、首から提げたカメラを、赤い防水服の下に入れてたよ。

kawanishiさま、
同乗のお客さんたち、みんな楽しんでましたよ~。
大満足な感じで。でも、よく考えたら、このクルーズ、
日本人は私たちだけでした。
タスマニアではたくさん日本人観光客に遭遇したのになあ。

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