阿佐ヶ谷の夜
前から順番に・・・て、名前は要らないか。
これ、6日土曜日、本番前のサウンドチェックの時に撮影。
場所は阿佐ヶ谷神明宮の境内。
門から踊り手が登場し、赤い毛氈の上で踊る。
うち6曲の演奏に参加させてもらったよ。
リハの途中から聞こえてきた不穏なゴロゴロ。
心配したけど、最後まで降られなかった。感謝。
本番前にはスタッフ出演者全員で、
お祓いしてもらって参拝。
この神社には天照大神がおわすそうな。
榊でばさばさってしてもらうと
なんだか邪気が祓われて、すっきりした気分になった。
不思議な感覚。
バリで演奏前に聖水かけられても
私にとってはどこか儀礼的で、
そんな気持ちにはならなかったのに。
踊りや演奏はいわば「お神楽」
「神様をたっぷり楽しませてあげてください」
っておっしゃる宮司のお言葉に、
すとんと納得してしまう自分。
普段は不信心なのにね。
やっぱ日本人なのねえ。
とか言ってるあいだに、あれよあれよと本番っす。
休憩する姿からすでにバリニーズな、ベテランのプナブ(演奏者)さんたち。
能舞台で踊る演目もあったんだよ。(写真奥手が舞台)
この曲の伴奏は、録音済みの音源だったけど、
吟唱(ダラン)は梅田氏が生出演。
この日はバリ語だけじゃなく
日本語訳もうまく組み合わせてくださって、
内容が100パーセントわかっちゃった。
踊りのストーリーがここまでわかると、嬉しいし楽しい。
もちろん、毎度のことながら、個人的には反省点が山積。
(夫が撮ってくれた写真で見ると、手首ががちがち。
もっとスナップ効かせなくちゃいかんぜよ。)
思いっきり再認識した夜だった。
シドニーから来日中のアレックスやコリンも聴きにきてくれた。
彼らの次の本番は27日、音楽院らしい。頑張って!
by tomokin_syd | 2011-08-11 16:25 | gamelan | Comments(0)