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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 感謝   

息子が生まれたのが1991年11月。
翌年の初節句に、両親と夫の両親から贈られた
兜と馬の置物。
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おかげさまで、息子は一昨年無事成人した。
大病をすることもなく、
今は、親元を離れて学生生活を送るまでに成長した。
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申し訳ない話だが、
引越続きで、この兜や馬を飾らなくなって久しい。
このまま倉庫に眠らせておくのはもったいない。
かといって、捨てるわけにもいかず、
譲る先も見つからないまま、また海外生活が始まった。

この際、インドネシアでどこかに寄付しよう。
そう思って引っ越し荷物と一緒に持ってきた。

そして最近、行き先が決定。
UI(インドネシア大学)の日本語科。
夫と同じ会社に勤める、同学科出身のヤニーさん(写真左端)に
仲介をお願いした次第。
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そして一昨日、晴れて先方にお届けしてきた。
「学部長室に飾ろう、いや日本語科で飾る場所を作ろう、
いやいや、あっちがいい、こっちがいい」
と、先生方(写真中、右)はいろいろおっしゃっていたが、
とにかくとても喜んでくださり、大事にしていただけそうで、
寄付して本当によかったと思う。

鯉のぼりは、もうずいぶん以前にメキシコに寄付した。
今までお世話になった国に、せめてもの恩返しのつもり。

実は日本語科は、私が13年前に通っていたBIPA
(外人向けインドネシア語コース)と同じ学部にある。
ヤニーさんと二人でキャンパスを散歩し、
新しく建ったビルやキャンティーンなどを満喫し、
最後に懐かしのBIPAに寄ってみたら、
私の卒論を見てくれたヌヌン先生がいらした。
教室の中から、ドアのガラス越しに遠目に私を見かけて
「トモコ〜」と手を振ってくださる。
びっくり、でも嬉し〜い。
感謝_d0106014_2313130.jpg
授業が終わるまで待って再会。
私の名前はもちろんのこと、
なんと息子のことまで覚えてくださっていた。
すっごい記憶力。

二人とも、13年前よりぽっちゃりしちゃったけど、
まるでつい昨日別れたような感じ。
またこれからも、楽しいお付き合いができればいいな。

by tomokin_syd | 2013-04-14 23:22 | lain2 | Comments(2)

Commented by kawanishi-s&t at 2013-04-15 09:46 x
素晴らしい物語りを有難う。
航輔の節句に贈った品々が、13年前に世話になった大学に寄贈できて、望外のしあわせを感じます。
又取り次いで下さった会社のOG,恩師の凄い記憶力、本当に
最高の展開になりましたね。
それも朋ちゃんが色々と記憶の糸を手繰って、最良の結果を
導きだした努力に尽きると思います。
本当によかったね!
有難う、
Commented by とも at 2013-04-15 22:31 x
kawanishiさま、
頂いた物を勝手に寄贈した上、ご報告が後先になって
申し訳ありません。でもきっとお馬さんも兜も
幸せな第二の人生(!?)を歩んでくれると思います。
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